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2017.10.25

歯みがきで取り切れない汚れは必ずあります。歯医者さんで定期健診しましょう。

歯磨きのコツ

歯の表面の汚れ(プラーク)を取ろうと歯みがきを頑張っている方は多いと思いますが、歯みがきだけではどうしても汚れが取り切れないところがあります。
原因はいくつかありますが、代表的なものが、詰め物や被せ物と、歯の間にできる隙間です。
特に、形状が悪くピタリと合っていなかったり、あまり良くない材料で長期間使用して変形していたりすると、微妙な隙間が出来たり汚れがたまりやすくなります。これがとても困ってしまいます。

歯ブラシの毛先よりずっと狭い隙間ですが、細菌の大きさからすれば、十分なスペースです。
詰め物、被せ物をしたところに虫歯ができる原因となります。
一見、綺麗に見える詰め物でも…

外してみると、虫歯がありました。

こちらも、問題ないように見えますが…

詰め物を外したら、でっかい虫歯が!!

お掃除に例えると、分かりやすいかと思います。
ちょっとした隙間に溜まるゴミやホコリは、掃除の時に困ってしまいますね。
壁と冷蔵庫がピタッとくっついていたら間にゴミやホコリはたまりません。
ガバッと十分に離しておけば、ゴミがたまっても掃除機や箒で掃除ができますが、そんな置き方は中々しません。
少しの隙間だと、普段の掃除では汚れは取れず見て見ぬふりをして、年末の大掃除で冷蔵庫を動かしたら大量のホコリが出てきてビックリすることがありますよね。

(↑この隙間にホコリが溜まります。)
歯も、ちょっとした隙間にプラークがたまるんです。
口の中も、時々チェックが必要です。
大掃除の時にビックリしないためにも定期的なお掃除が大切です。

ゴッテリ汚れが溜まって、ばい菌が繁殖し、歯茎が腫れたり、痛みが出てから慌てて歯医者さんに行くよりも定期的にチェックして、綺麗で快適なお口の環境を整えましょう。

 

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