Withers J.A, Brunsvold MA , Killoy W, and Rahe A:
The relationship of palato-gingival grooves to localized periodontal
disease. J Periodontol 52:41-44, 1981.
歯根面裂溝とは、上の前歯に起きる根に沿って出来る溝で、重度の歯周病との関連が指摘されていました。
17歳から35歳の531人の空軍訓練生を対象に調べた結果です。
8.5%の被験者に歯根面裂溝がありました。特に真ん中から二番目の歯によく見つかりました。
歯根面裂溝のある歯は、明確に汚れが付きやすく、歯茎が腫れて、歯周病の進行もありました。
性別や人種による違いはありませんでした。
8.5%なので、12人に1人位の確率です。
この結果から、ひのまる歯科では
「上の前歯には歯根面裂溝のが12人に1人はあるぞ」と考えながら特に慎重に歯周病の検査を行っています。
千駄木近隣にて、お口の健康や歯周病について不安なこと、気になることがある方は是非一度ご連絡ください。