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2025.05.14

歯茎の検査時の出血と歯周病の予測について

Lang NP, Joss A, Orsanic T, Gusberti FA, Siegrist BE: 

Bleeding on probing.  A predictor for the progression of periodontal disease?  J Clin Periodontol 13:590-596, 1986.

 メンテナンス時の検査で歯茎から出血がある場合、歯周病の再発を予測することが出来るのかを調べた研究です。

この研究では、治療が終わりメンテナンスに以降した患者さんを対象として調べた研究です。

結果

適切な感覚のメンテナンスを受けていた患者さんの歯周病の再発は0.85%と非常に低かった。

これは40年程前に行われた研究です。

現在では、歯茎全体で出血する部位が10%以下を健康とする国際的な基準があります。この研究でも出血する部位が10%以下であれば、歯周病の進行リスクは極めて低いことが示唆されています。

ひのまる歯科では、メンテナンス時には必ず歯茎の検査を行い、歯茎からの出血する部位を確認しています。

健康な状態を維持出来るよう、患者さんのペースに合わせてメンテナンスを行っています。

千駄木近隣にて、お口の健康や歯周病について不安なこと、気になることがある方は是非一度ご連絡ください。

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