ブログ

2025.05.17

レントゲン写真でわかる骨の状態について

Rees T, Biggs N, Collings C: Radiographic interpretation of periodontal
osseous lesions. Oral Surg 32:141-153, 1971.

 

50年ほど昔の研究です。今ではチョッと考えられない方法で行われています。

インドにて、41人の頭蓋骨が集められ、レントゲン写真を撮り実際の歯の周りの骨の形とレントゲン写真にどの様に写るかを調べたものです。

結果は、歯と歯の間の骨の状態や、歯の根の間の骨の状態はかなりの正確性をもって判断できたが、頬側や舌側の判断は難しかった。

これは、レントゲン写真を撮るときの方向が頬側からだけのため、歯と重なってしまう部分の骨の判断が難しいためです。

歯ぐき起こる「ダメージ」は、レントゲンつけられるものありますが、すべて見えるわけではありません

見えないところで静か進む損失は、患者さん自身く、症状ときには大きなダメージっていることあります。

だからこそ、ってないから安心」ではなく、「って油断しない」――

そんな思いで、診療にあたるようにしています。レントゲンだけでなく、歯茎のポケットの状態の検査や前回の検査との比較などを含めて総合的に診断をしています。一つの検査だけで全てはわかりません。

歯ぐきいるは、見るだけではからないこと多いからこそ、

当院では専用器具ポケット検査も丁寧行います。

特に、外側裏側変化レントゲンではやすいため、

症状ないこそ、注意診る」という視点大切にしています。

本当に守るためは、「見えるものだけない」ことも、とても大切だと

ひのまる歯科は考えています。

千駄木近隣にて、お口の健康や歯周病について不安なこと、気になることがある方は是非一度ご連絡ください。

TOPへ戻る
tel.03-5809-0707tel.03-5809-0707