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2025.05.20

「もう抜くしかない」と思った歯でも、守れる道があるかもしれません

Machtei E, Hirsch I. Retention of Hopeless Teeth:
The Effect on the Adjacent Proximal Bone Following Periodontal Surgery.
J Periodontol 2007, 78: 2246-2252.

この研究は、110本の絶望的な状態の歯について、抜歯をした場合と徹底的な治療とメンテナンスを行った場合の隣の歯の骨の状態を比較した結果です。

ただし、歯周病を悪化させる全身疾患がなく、非喫煙者であるという条件がついています。

抜歯をするか、残すかは患者さんが自由に選びました。

結果、絶望的な状態の歯でも徹底的な治療とメンテナンスを行えば、隣の歯の骨は僅かに失われる程度だった。

もういいかもせん」

そうお伝えしなならないとき、いつも葛藤あります。

でも、この研究んで改めて感じは、「たとえ状態しくも、きちんと治療守れる可能性ある」という希望した。

今回研究では、重度ほとんどわれていあっも、徹底的な治療行うこと状態改善し、しかもその悪影響が殆どなかことています。

すぐに「抜く」という判断するではなく、周囲ある可能性と、患者さん自身希望ながら、丁寧選択ていこと大切実感しました。

治療方針

では、たとえ「残す難しい」判断れるあっも、治療選択肢ある場合すべて丁寧説明ています。

徹底的な治療によって改善見込める可能性ある場合、そのリスク期待できる効果を、画像資料使ってわかりやすくお伝えています。

この済む方法ありますか?」という患者さんに、正面から向き合うこと。

そして、患者さん自身納得選べるように、必要情報誠実届けすること。

その先にあるは、一本ではなく、全体未来考えています。

ひのまる歯科は、あきらめるできることを、一緒ていきたいとってます。

千駄木近隣にて、お口の健康や歯周病について不安なこと、気になることがある方は是非一度ご連絡ください。

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