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2025.05.21

深い歯周ポケットと歯石の“取り残し”の話

Stambaugh RV, Dragoo M, Smith DM and Carasali L. The limits of
subgingival scaling. Int J Perio Rest Dent 1981; 1:30-41.

40年以上前の研究結果です。

この研究では、抜歯を予定している歯に対して、歯周外科を行わずに可能な限り歯茎の深いところの歯石と歯垢の除去を行いました。その後に抜歯をして、歯石と歯垢が残っている部位を確認しました。

結果

および4mm以上の歯周ポケット内は歯石の取り残しがあり、歯石を除去する器具も歯周ポケット内の5~6mmが限界だった。このことから4mmを超える部位では歯石を完全に取り除くのは難しいということが分かった。

まる歯科では、深いポケットや根の形が複雑部位では、歯茎の深いところの歯石と歯垢の除去を行っても、後日確認治療提案総合判断ています。

特に、ポケット5mm以上ある場合は、見えない部分歯石残る可能性あるため、必要外科処置部分精密クリーニング行うことあります。

患者さんは「どの部分く、どこまで治療できたか」「っているリスクか」りやすく説明し、評価タイミング案内ています。

大切ことは、「からわり」ではなく、「本当にたか」確認続けること。

見えない場所向けて、あなた歯ぐき健康丁寧っていきます。

千駄木近隣にて、お口の健康や歯周病について不安なこと、気になることがある方は是非一度ご連絡ください。

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