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2025.05.28

骨粗しょう症の薬を飲んでいてもインプラント治療はできる?千駄木で相談できる歯科医院

骨粗しょう症の治療薬として「ビスフォスフォネート」を飲んでいる方の中には、インプラント治療ができるのか心配される方もいらっしゃいます。

この薬は骨の代謝を抑える働きがあるため、インプラントを埋めた後の治りが悪くなるのではと不安に思うのも無理はありません。特に「骨が壊死するリスクがある」という情報を聞くと、ますます不安になる方もいるでしょう。

そんな中、アメリカで行われた研究では、ビスフォスフォネートを飲んでいる61人の女性を対象にインプラント治療の安全性を調べた結果が報告されています。

この研究では、平均で3年以上薬を飲んでいた方々に対して、合計169本のインプラントの手術が行われました。そのうちの一部は、歯を抜いたその日にインプラントの手術を行う「即時埋入」という方法でした。

治療後は、抗生物質や痛み止め、うがい薬を使ってケアが行われ、定期的な検査とレントゲンで状態をチェックしました。その結果、骨の壊死などの大きなトラブルは一切なく、すべてのインプラントがしっかりと機能していたとのことです。

もちろん、どんな方でも安全に治療できるとは限りません。服薬の種類や期間、全身の健康状態によっては注意が必要です。しかし、適切な方法と十分な管理があれば、ビスフォスフォネートを飲んでいる方でも安心してインプラント治療を受けられる可能性が高いということが、この研究からわかります。

ひのまる歯科では、持病や服薬歴のある方にも対応できるよう、治療前にしっかりとカウンセリングを行い、内科との連携やリスクの確認を徹底しています。

千駄木周辺でインプラント治療を検討されている方、骨粗しょう症の薬を飲んでいて不安な方は、どうぞ一度ご相談ください。あなたの体と生活に合った治療をご提案します。

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