OUTCOME of 2018 ITI Consensu Conference
German O Gallucci, Adam Hamilton, Wenjie Zhou, Daniel Buser, Stephen Chen. Implant
placement and loading protocols in partially edentulous patients: A systematic review.
Clin Oral Implants Res. 2018 Oct:29 Suppl 16:106-134. PMID: 30328194
歯を抜いた後、どのタイミングでインプラント治療を行うのが良いか、迷われる方は多いと思います。「すぐにインプラントを入れた方がいいのか?」「しばらく待ってからの方が安全なのか?」そんな疑問に対して、世界的に権威あるITI(国際インプラント学会)の2018年コンセンサス会議では、明確な分類と評価が示されました。
この会議では、抜歯後のインプラント手術の時期と、その後の被せ物(上部構造)を取り付けるまでの期間に基づき、12の治療パターンに分けて分析されました。
たとえば、歯を抜いたその日にインプラントを埋め、すぐに仮歯を取りつける「即時埋入+即時修復」や、骨が完全に治ってからインプラントを埋め、数ヶ月後に被せ物を入れる「遅延埋入+従来型荷重」などがあります。
それぞれの治療法にはメリット・デメリットがあり、患者さんのお口の状態や骨の量、審美的な要望によって選ばれるべき治療法が異なります。たとえば、「抜歯後 インプラント時期」に関する研究によると、即時にインプラントを埋入する場合は、骨や歯ぐきの条件が整っていることが大切であり、慎重な判断が求められます。
一方で、完全に治癒を待った後に行う「遅延型インプラント治療」は、多くの臨床研究で安定した結果が得られており、特に初めてインプラントを検討される方にとって安心感があります。
ひのまる歯科では、千駄木近隣にお住まいの皆さまのために、それぞれの治療法の特徴とリスクを丁寧にご説明し、患者さん一人ひとりに合ったインプラント治療計画をご提案しています。「インプラント 千駄木」で検索された方が安心してご相談いただけるよう、治療の透明性と納得のいく説明を大切にしています。
抜歯後のタイミングやご自身に合った治療法を知りたい方は、ぜひひのまる歯科までお気軽にご相談ください。