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2025.06.11

インプラントの骨吸収を防ぐために大切なこととは?治療をご検討の方へ

Tomas Linkevičius. Zero Bone Loss Concepts. Quintessence Publishing (IL); 1st Edition (2020/1/23)

インプラント治療では、「インプラントを入れた場所の骨がどれだけ長く安定して保たれるか」がとても重要です。インプラント治療をお考えの方にとって、この「骨の安定性」は、見た目の美しさや噛み心地の良さに深く関わってくるテーマです。

一般的に、インプラント治療後はわずかに骨が吸収されるのが普通とされてきました。過去には「最初の1年で1.5ミリまで、その後は年間0.2ミリ以内なら問題なし」とされていました。しかし、現代のインプラントは設計や素材が進化しており、骨がほとんど吸収されない、つまり「ゼロボーンロス(骨吸収ゼロ)」を目指す治療が可能になってきています。

では、なぜ骨が吸収されてしまうのでしょうか?

主な原因には、埋め込む位置のズレ、過度な圧力での埋入、インプラントの表面性状や接続部の設計ミス、口の中の衛生状態などが挙げられます。また、磨かれた金属部分(ネック部分)を深く埋めてしまうと、そこから骨が吸収されてしまうというデータもあります。こうした設計上の小さな違いが、長い年月を経て、大きな差になるのです。

インプラント治療では、歯ぐきの厚みや、埋める場所の骨の量、そしてインプラントと人工歯の接合部分の構造まで、細かく計画する必要があります。特に前歯などの審美性が問われる部分では、たった1ミリのズレが見た目に大きな影響を与えることがあります。

ひのまる歯科では、CT撮影による立体的な骨の分析、デジタル設計による埋入位置の精密な計画、そしてできる限り骨が減らないような治療法を重視しています。

たとえば、プラットフォームスイッチングという構造を持つインプラントを選ぶことで、骨吸収のリスクを大きく減らすことができます。また、埋入時の圧力や深さにも細心の注意を払い、骨を圧迫しすぎないように調整しています。

安心して治療を受けられるよう、私たちは見えない部分まで丁寧に対応しています。

特に、抜歯後すぐにインプラントを検討している方は、「抜歯後 インプラント時期」も大切なキーワードになります。骨や歯ぐきの状態によって、早めの処置が望ましいケースもあれば、少し待ってからの方が良い場合もあります。診断と計画次第で、将来的な骨吸収のリスクを減らすことができます。

長持ちするインプラント、そして美しく自然な仕上がりを目指すために。千駄木でのインプラント治療をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。

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