下顎のインプラントについて

下顎の奥歯のインプラントについて

下の奥歯を失ってしまった時にインプラントによって歯を補う場合の一般的な流れです。
下顎の奥歯のインプラントについて(*歯の状態、顎の骨の状態、他お口の中の環境等の治療計画によって変わります。)

十分な検査および治療計画立案

インプラントを埋入する部位だけでなく、隣の歯、咬み合わせになる歯の状態等、レントゲン写真や歯型の模型を作製する等お口の中全体の詳しい検査を行います。
また、持病があったり常時飲んでいるお薬があるかを確認します。必要があれば、さらに精密な検査を行います。
インプラントのオペ以外に必要な治療の内容、治療の順番、治療期間、治療費の総額等を含めた治療計画を立てます。
十分な検査と患者さんの理解と同意により治療計画が決まります。治療計画がなければ②以降の治療には進みません。

インプラントを埋入する部位の歯を抜く

インプラントを埋入する部位の歯を抜きます。治療の計画から、抜歯となった歯を抜きます。
*既に歯を失っている場合は、関係ありません。

CT(3Dのレントゲン)の撮影

歯を抜いた場合、抜歯後3~4か月間、歯を抜いた所にインプラントを支える骨が再生するのを待ちます。CTの撮影をいたします。このCTの画像より骨の量や太い神経や血管の位置を確認します。これにより、オペの方法が決まります。

インプラント埋入のオペ

当院にてオペを行います。
*患者さんの希望により、麻酔科の先生により寝ている間にオペが終わる、静脈内鎮静法を行うことも可能です。
特に、複数本埋入する予定の場合には、強くお勧めします。長期間お口を開けていることになるので、静脈内鎮静法を行うととても楽だと患者さんに喜ばれています。

抜糸

7~10日後に術後の消毒と縫合した糸を取ります。

仮歯の型取

1~2か月程、顎の骨とインプラントがしっかりとくっつくのを待ちます。仮歯の型を採ります。

仮歯をつけます

最終的な被せ物と同じような形の仮の歯をつけます。咬んだ時の感触、食べ物の詰まりやすさ等の確認をします。問題が無く快適になるまで何度でも調整を行います。

最終的な被せ物の型取り

型を採ります。仮歯と同じ形態の被せ物を作製します。

最終的な被せ物をつけます

最終的な被せ物はネジ止めをして、何かトラブルが起きた時に取り外しが可能なようにします。ネジの穴は、白い合成樹脂で埋めるので、食事にも見た目にも良い状態にします。

メンテナンス

インプラントも他の歯と同様に定期的なメンテナンスが必要です。4か月おきのメンテナンスを行います。

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